【家族がインフルエンザになった場合】介護職のあなたは仕事に行くべきか?休むべきか?
自分はインフルエンザになっていないけれど、家族(配偶者、子ども)がインフルになった場合、あなたは出勤しますか休みますか?
【私の主張】
あなたの上長に判断を委ねる
コレがベストです。
絶対やってはいけないのが、自分のことを自分で判断すること。
たまにこういう人いますよね。
トゥルルと会社に電話を掛けてきて、「子どもがインフルエンザになってしまって…。もし自分がかかっていた場合、入居者にうつしてしまうと危険なので今日はお休みします」
こんな感じの一方的な電話を受けたことはないですか?
主任さんの経験を長くされている方や、管理職の方でしたら、こんな感じの電話を受けたことのある人は多いのではないのでしょうか?
正直、「そりゃそうだけれど、こいつ勝手だな」と思いませんか?
言っていることは理解できます。決して間違いではない。
ただ、「勝手に自分で決めるなよ」ってことですよね。
「今日はお休みします」と言われてしまえば、上司や管理者の心の内ではムッときても、「わかりました」としか言いようがありませんよね?
自分で判断し休む人もそれなりの配慮がある?
家族がインフルエンザにかかってしまって会社にTELをした本人からすると、実は次にあるような会社に対する配慮があるかもしれません。
- 利用者に移すリスクを極力遠ざけ、施設内で感染が始まらないように配慮
- 「この人もう実はインフルじゃないの?」と他職員に紛らわしい気を遣わせないように配慮
- もしインフルが自分や入居者、他職員の中から発症が確認された場合、周囲から「家族がインフルなのに、どうして出社させたのよ」と管理者が攻められないように配慮
電話を掛けてきた職員を仮にAさんとします。
Aさんは、上にあるような会社(事業所側)への配慮があったのかもしれません。
ニュースサイトしらべぇの調査では、全国20代〜60代までの男女有識者662人に「家族がインフルエンザになったらどうする」との質問で調査したところ、次のような結果となりました。
※この調査は介護職・医療従事者のみを対象とはしていません
「ニュースサイトしらべぇ」についてニュースサイトしらべぇは、4万4千人を超える調査パネルを対象にアンケート調査を実施。そのデータを元に最新ニュースや芸能の話題、注目のお店や新商品などを独自の切り口で報道するウェブメディアです。
ニュースサイトしらべぇ
【仕事を休む人】と【何も言わず出社する人】が多いようですね。意外にも【指示を仰ぐ人】【マスクで出社する人】が少なめだったことですかね。
介護職・医療従事者のみをターゲットにした調査だった場合は、マスクする人、上司の指示を仰ぐ人も多くなるのではないのかなと考察しています。
※もし自分がインフルエンザに感染していれば絶対に休んで下さい。職場に来てはいけません。
会社【事業所】側には判断基準があるかも
自分は元気でも家族がインフルだった場合どうするべきか、実はアナタの職場で判断基準が定められていると思います。
それを基に会社(事業所)側が判断を通常決めるので、あなた自身で行くか行かないかを独断で決めてはいけません。
もし会社(事業所)側に判断基準が定めていない場合は、就業規則などに定めてもらうよう提案することを試みてはどうでしょう。
基準が定められていない職場では、人それぞれの価値観が当たり前ですが違い摩擦が生じます。
例えば主任の判断で休ませたけれど、施設長は「どうして休ませた?本人がかかっていないのなら出勤させるべきだろ!現場も困るだろ」と、社内で揉める可能性が出てきます。
気まずいですよね。
あなたの提案で、判断基準を会社側に設けてもらうことで、結果としてあなたも安心しますし、指示する上司や管理者も決められた通りに判断するわけですから安心です。
基準が定められていてもいなくても、「上長の判断で動く」がベスト
部下の指導や管理をするのはあなたの上司や管理者です。そのことを念頭に置いて、ヘンに自分の評価を下げさせないよう自分に対してのリスクマネジメントも必要ですよね。
【結論】
「家族がインフルエンザになった場合、職場に行くべきか行かないべきか自分で判断するのではなく、上司・管理者にどうしたら良いのか指示してもらう」
【補足】
現場の人の中には意地悪な人もいます。いくら会社(事業所)側の判断で、例えば自宅待機で休んだとしても悪口を言う人はどこの組織にもいます。
そういう人に限って「自分には甘く人には厳しい」傾向があります。
実はその人だって過去に体調不良などで休んでいたりしていませんか?
体調不良や今回のように家族がインフルなどの感染症で休んだ場合は、次に同じ内容で欠勤された人への文句・悪口を1年間は言うのを禁止(^^)
ルールを決めて「自分のことを棚に置かない」「人の文句を言わない、言わせない」そんな意識作りも良いかもしれません。
合わせて読みたい
【介護職】妻の出産で夫が会社を早退する「出産立会い」有りか無しか問題【男性見るべし】
【意外】介護と看護が仕事で対立してしまう訳【コレが有力】
【簡単解決】会社からの圧力で退職できなくて悩んでいる人へ
【介護施設】利用者からの鬼ナースコール対策
このブログは「心身共に余裕が持てる介護職員を増やす」を最大のテーマとして掲げています。
また、介護職員ではない人にとっても「お金」「健康」「人間関係」について人生時間をイキイキと輝かせる有益な情報をお届けしていますので、気に入っていただけましたら無料配信のメールマガジンも合わせてどうぞ。
次なる一手情報局 | メールマガジン
メルマガを受け取りたいメールアドレスを入力→最後に「登録する」をクリックで完了です
YouTubeもやっています
オススメ動画→【ホンマでっか!?】男性介護士は危険!?
Twitterフォローも宜しくお願いします。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。