直ぐ質問する人は成長しない
上司から振られた仕事→わからないから質問
これ、面倒だなぁ→面倒だからから質問
まだこの件、指示受けていないよな→指示受けていないから質問
このように反射的に質問する人は、自己成長しません。
直ぐに質問する人は、質問することに美学を持っていると言いますか、質問することが評価される対象になると勘違いしている人もいます。
直ぐに質問する人の言い分としては、「聞いた方が速い」とおっしゃると思います。
確かに聞いた方が速い。
間違ってはいません。
ただ、それではダメなんです。
どうしてダメなのか、今回は「直ぐに質問する人は成長しない、人生損をする人」をテーマに進めたいと思います。
直ぐに質問する人の特徴
それはズバリ「自己中心的な人」といえます。
そうでしょうか?私は質問は大切だと思いますし、それに聞いた方が仕事が速くなると思うんです。そもそも、質問せずにわからないまま仕事すると危険ではありませんか?
そうですよね、わからないまま仕事はしてはいけません。ところで今あなたは、「聞いた方が仕事が速い」とおっしゃっていましたよね?
はい(^ ^)
答えを知っている人、決定権を持っている人に聞いてしまった方がムダな時間を省けます。その方が効率的だと思います。
アナタはね(^.^)
えっ?
質問を受ける側は、遅くなるんですよ。
「貴重な時間を質問者に奪われる」そう考えたことはありませんか?
直ぐに質問をしてしまう人に足りないことは「質問を受ける側の人の時間や都合を考えない事」と、「自分で考えて、自分で調べ、自分で勉強する」という思考が乏しい点。
そして、直ぐに質問する人の特徴として残念なのが、「問題が起きた時に直ぐに人のせいにする人」でもあるってこと。
要するに、その人の思考として、他責にする癖が根付いている場合がほとんど。
ひっ…酷い、そこまで言わなくても。。。
ごめんなさい。
タダね、自己中心だなって思うことが本当に多い。
「自分が中心に世の中は動いている」と勘違いしているんじゃないかな。
さらに残念なことに「会社に自分がいなくなったら、みんなが困るでしょ?」とも思っている。
マジで勘違いにも程がある。
もし本当に会社が困る状態なら、会社の経営体質にも問題あり。
もう止めて…酷いって言ってるでしょう
タダの悪口になっちゃいました(笑)
完全に当たってはいないかもしれませんが、質問魔の被害に遭っている人からすれば、共感できるポイントは幾つかあるのではないのでしょうか。
質問魔さんは自己中な人といわれて驚くと思います。
通常、自己中心的な人のイメージでわくのが「自分はいつも正しい」「人の話を聞かない」「自分にしか興味ない」「気が短い」「自分の価値観とズレた人を攻撃する」など、異常なくらいの自信過剰が思い浮かぶと思うからです。
自己中にも2つのタイプがあります。
1つは今お伝えした「自信過剰タイプ」
もう1つは「無神経タイプ」です。
別の言い方で例えると(むしろ造語)…
「自信過剰タイプ」=狩猟民族型自己中
「無神経タイプ」=農耕民族型自己中
なんかわかります?
常に攻め姿勢なのが「狩猟民族型自己中」で、常に受け身姿勢なのが「農耕民族型自己中」
質問魔さんは「無神経タイプ自己中」「農耕民族型自己中」で確定です。
自分に自信が無い、判断できない、人に頼りまくる、依存しまくる、甘えまくる。
で、問題が起きると「私は言われた通りに動いただけ」と、教えてもらった人のせいにして責任転換。
そんなところではないのでしょうか。
狩猟民族型の自己中も農耕民族型自己中も「自己中心的な人」に共通しているのが、人のせいにする「他責思考」で生きているというところ。
「他責思考」で生きていると、人生大損をします
やたらに質問しまくる人は自己中だとお伝えしました。
そして、自己中な人は他責にする癖を持っていることもお伝えしました。
では逆に、質問をせず、じっくり自分で考え、自分で調べ、勉強するタイプの人はどのような思考なのかについて話します。
このようなタイプの人はズバリ自責にする癖を持っている人です。
自分の失敗でしか自分は成長しないことをよく理解しているのです。
仕事がデキる人や成功者というのは、自分の行動に責任感を持っています。
そのため、失敗したことを他人のせいにすることもありません。
自分のミスが原因で失敗したときはもちろんのこと、他人のせいで失敗したときであっても、「自分がちゃんと確認しなかったから失敗したんだ」というように、自分の責任として捉えます。
一方、あまり仕事がデキない人や成長できない人というのは、他人を責める傾向があります。
たとえば、「上司がそう指示したからその通りに実行したら失敗した」といったもの。
さらに、自分が原因で問題が起きたとしても、「上司がちゃんと伝えてくれなかったから間違ったまま動いてしまった」というように他人を責めることが多いんです。
これでは、相手のミスを責めるばかりで、成長のチャンスがないのもわかります。
自分のマインドを「他責」から「自責」に変える
ところで、自己中な人の特徴としてわかっているのが「自分が自己中だと気付いていない」という点でしょうか。
もしかするとアナタも「自己中な人」と周りから思われているかもしれません。
「こんな失敗をしてしまったのは、自分の詰めが余ったからだ」というように、自分を責めますか?
それとも、「こんな失敗をしてしまったのは、上司の指示が悪かったからだ」というように、他人を責めますか?
もちろん、時と場合によっては自責になったり他責になったりというのは変わると思いますが、どちらの思考になることが多いのか考えてみましょう。
自責型の人は成長する
自責型の人は、他人のせいで失敗したようなケースでも、自分を責めます。
上司の指示に従った結果失敗した場合でも、「自分がちゃんと確認しなかったから」という考え方をして、上司のせいにすることがありません。
するとどうでしょうか。
上司も申し訳ない気持ちになりますから、今後はミスをしないように気を付けるでしょうし、その人のフォローを積極的にしてくれるようになります。
自責型の人は、失敗があったあとに、急成長します。
「上司の指示だからと言って何も確認せずに実行したから失敗したんだ」と原因を分析し、同じ失敗を繰り返さないためにはどうすればいいかと考えます。
その失敗が、たとえば上司の指示をもらわなくても、自分で資料を調べればわかることだった場合には「次からは安易に上司に頼るのはやめて、自分の力で調べるようにしよう」というように、やり方を変えていくのです。
そうやって少しずつ自分の仕事のやり方を変えていくことで人は成長していきます。
仕事がデキる人もデキない人も、最初の頃は仕事の能力に大した差はありません。
ところが、自責タイプと他責タイプではその後の成長に埋めようがないほどの大きな差が生じて、別々の人生を歩むことになります。
他責型だと周りからの信頼も失う
他責型の人はすぐ他人のせいにしてしまうので、周りの人からの信頼も失いやすくなります。
いつも他人のせいにしている人がいると、「近くにいたら私もトバッチリを喰らいそう」なんて思われて、その人と距離を置きたくなるものなんですよね。
逆に、自責型の人は他人を責めることがないですし、謙虚な印象もあるので人に好かれやすく、ミスをしたときや大変なときにも周りからのフォローを得られやすくなります。
ミスをしたときには他人を責めたくなることもあるかもしれませんが、かと言って「自分が100%悪くない」という状況はほとんどありません。
少しでも自分に悪いところがあるのなら、「自分の責任で失敗した」と思うようにして、くれぐれも不用意に相手を責めないようにしましょう。
そうすることで、あなたも成長する機会に恵まれますし、周囲からの信頼を得られます。
まとめ
直ぐ質問する人は自己中な人。
【自己中にも2つのタイプがある】
自信過剰タイプ自己中=狩猟民族型自己中
無神経タイプ自己中=農耕民族型自己中
何でもかんでも直ぐに質問する人(通称:質問魔)は、無神経タイプ自己中=農耕民族型自己中に当てはまる。
自己中な人の共通点で間違いないのが、なにか問題が起きたときに「人のせいにする人」(他責思考)であること。
他責思考だと人のせいにして終わるので自己成長しない。
他責思考だと周りからの信頼も無くしていく。
(一緒にいると面倒くさい、トバッチリを食らう、気持ちよく付き合えない)
自責思考の人は、失敗がある度に急成長する。
自責思考の人は周囲の人から好感を持たれる(何かあったときに周りからのフォローを得られやすい)
おわりに
質問すること自体は決して悪いことではありません。
質問する場合は、相手の貴重な時間を自分に割いてもらっているという認識を持ち、相手の時間をできるだけ奪わないように、質問内容をしっかり自分で整理して話すことを心得ておきましょう。
相手への「配慮」そして「感謝」、日々大切にしていきましょう(^ ^)
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